神龍の解放神龍の解放それは、新月の祈りの会の前日の事。 いつものおたえさんのご紹介で、MIXIのサイトにも登録することになったのですが、そこで偶然知り合うこととなった白龍さん。ハワイが好きらしく、ハワイのパワースポットのことを書いた日記をみて、私がたまたまメールしたら、偶然にも、彼女は九州旅行を予定していて、鹿児島のミステリースポットを探していたのです。親切な私としては、メールでご返答差し上げたのですが、なぜか当日、1度もあった事のない彼女のご案内をすることになってしまいました。しかし、この出会いが、2人と「豊かさの女神と天使達」にとって、なくてはならない出会いだったのです。 11月30日の11時頃、白龍さんは、霧島神宮駅に到着。前日は宮崎の「天の岩戸神社」や西都の古墳群を回ってきたという彼女。かなりお元気な様子。初めて会ったにもかかわらず、すぐ打ち解けてしまい、30分後にはもう、長年付き合っている友達みたいでした。縁のある魂というのは、どこにいても出会えるものですね。 最初に行ったのは、霧島の表の入口である霧島神宮。天孫降臨のニニギノ尊を祭ってあるこの神社は、日本発祥の地として、多くの人に慕われている神社です。しかしながら、私にとって大切なのはこの神社の境内にある巨大杉。 霧島の霊界は、この杉の木たちによって守られているのです。この杉の前で瞑想して、霧島の霊界に入る許可をいただきます。 そして次は、霧島の裏の入り口、霧島東神社、この森の中に密かに佇む神社は、神仏混合の神社で、今でも高次元の霊気漂う神社です。祭ってあるのは、イザナギ・イザナミの尊。そしてここには、神龍の泉と呼ばれる井戸があり、神龍がここで安息の眠りを得ていると言われています。彼女の名前が【白龍】となっていたので、必ず龍神と関係があるはずだと思い、立ち寄ったのです。 神龍の泉で、霊験豊かな水をいただいた2人はさらに参拝道を登り、2本の巨大杉で守られた結界をくぐり、霧島東神社の神殿へと向います。そして神殿の前で拍手を打ち、神様に祈りをささげました、そして私が彼女の後ろに立ち、彼女のオーラを開き、神霊の霊気を導きいれた所、彼女の頭から、湯気のようなものが立ち上り、中から封印された龍が現れました。とても傷ついて飛び上がれそうにありません、そこで私は、大地の女神「ガイア」のエネルギーを腰のところに当てました。そこにとても大きな、古いエネルギーの塊があったからです。 そして「ガイア」の力によって、その塊が解けたところで、龍に向って、拍手を3回、彼女の中で封印されていた龍が元気に飛び出していきました。彼女はその時、自分の内側が、パカッと開き、光が飛びはじけるような感覚だったといっていました。 突然の出来事に、しばし2人とも呆然、気を取り直して、神社の横に座り、神霊からのメッセージをお願いしました。そしてそこで話されたのは、彼女の過去生と封印された龍の話。 「時代は日本の室町・鎌倉の時代、とある村で両親と共にくらしていた白龍さん、植物や動物が大好きで、いつも優しい心遣いで、人や動物・植物のお世話をしていました。ところがその白龍さんに、目をつけたのが、村の領主の息子。白龍さんに自分の家にきて、仕えるように無理な命令を出したのです。 白龍さんは、村の病人の世話もしていましたから、そのような人達を、見捨てる事も出来ずに、困ってしまい、その申し出を断りました。それに腹をたてた領主の息子は、村の乱暴者に命じて、白龍さんをとらえ、乱暴がすぎて、白龍さんは、命を落としてしまいました。彼女の死を知った領主の息子は、悲しみましたが、白龍さんは、戻ることはありませんでした。 この時白龍さんといつも一緒にいたのが、先ほどの龍でした。その龍は、人のわがままで乱暴な行為に身も心もとても傷つきました。そして彼女の死を悼み、彼女と共に自分自身を封印したのです。 そして時を経て、今私達の元に、封印を解き、まさに生きる神龍として、よみがえってくれたのです。 (TAKESHIが領主の息子だったのではないかと、ご指摘もありましたが、決してそのようなことはございません。 ・・・自信はありませんが、たぶん・・・仮にそうだったとしても、罪滅ぼしはしましたからね。ごめんなさい。) そして、次に向ったのが高千穂の峯をご神体に抱く、霧島神宮の元宮、高千穂川原です。ここには、高千穂の峯を背にした、祭事場の跡があります。雄大な峯のパワーを受け止めるかのごとく崇高な霊気にみたされた場所です。 ここにきたのは、大地の女神「ガイア」の力をかりて、龍神の柱を作るためです。この龍神の柱というのは、全ての生命を生み育む大地のエネルギーを、人の身体にとどめておくためのものです。 まずこの祭事場で、高千穂の峯にご挨拶をして、私達の身を清めてもらいました。それから、大地の女神にお願いして、エネルギーを、白龍さんに降り注いでいただきました。白龍さんの身体から、龍神が大きく螺旋をえがきながら、高千穂の峯にむかって登っていきます。白い光の柱が広がっていくようです。 次の目的地は、霧島最大のパワースポット、「六観音池」です。ここは、噴火口の跡に水がたまって池となったもので、森の小道を15分ほど歩きます。周りはもちろん原生林で、小高い笹に囲まれた道で、時折鹿とも出会います。 「六観音池」というくらいですから、観音様の力を秘めた場所です。もちろん観音様は、アジアの代表的な女神で、「慈悲の心」を持つと言われます。私は今回この「六観音池」を女神降臨の場所として、祈りをささげることにしました。 まず、祈りをささげる前に、この六観音池を見下ろすように立っている巨大杉にご挨拶。この杉は、私が、以前から時折訪れ、気功の鍛錬をしてきた杉で、霧島の老賢者の風情を持っています。ここでまた、白龍さんと2人で瞑想し、杉をとうして、自然界の「生命のエネルギー」をいただきます。「ガイア」の力の大切な側面である、生命のエネルギーは龍神の柱をとうして白龍さんに宿っていきます。 再び六観音池に戻った2人は、湖畔のデッキに立ち、しばし湖を眺めた後、祈りに入ります。まずTAKESHIがアバンダンティアをとうして、「宇宙の叡智をもたらすソロモンの光」と「魂の真実をもたらすイエスの光」を降ろしてきます。そして、「大地の女神ガイアの光」を、地上に満たします。今度は白龍さんが、大地と人と宇宙をつなぐ龍神の柱をこの光の渦の中にたて、いくつもの光を束ね、固定します。光は広がりつつも、しっかりとまとまりました。私達はそこで、この地上に素敵な女神や天使が降臨できるように祈りをささげたのです。 祈りがささげ終わった後、白龍さんは、女神のために素晴らしい「フラ(ハワイの神にささげる踊り)」を、湖畔で踊ってくれました。私は、彼女自身がまさに女神であるかのようにも見えましたし、秋の大空に、女神と天使達が集い、祝福をあげているようにも思えました。よかった! ホットため息をついて、帰りはゆっくりと霧島の温泉に入って、身も心も満たされて帰りました。夜は、鹿児島の奄美料理を食べさせてくれるお店で、鶏飯をたべながら、島唄のライブにあわせて、踊りましたよ。 これが「女神と天使達」の初めての「祈りの会」を前にして、TAKESHIが行ってきたことです。 本当に豊かさの女神をはじめ、多くの光の精霊に守られていたことを感じます。「豊かさの女神と天使達」の最初の祈りの会、TAKESHIはかなり、緊張して迎えました。でも湖畔で見た女神と天使達の祝福は、きっと皆さんのもとに届いていると信じております。 |